その1 (第217回 スペイン茶会事変!!の巻)

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「俺が貴様に飲ませてやるのは、この煮え湯のみだ!」
なかなかうまいことを言いますね、ティーパックマン。言葉のセレクトが秀逸です。
そして頭のカップに常に紅茶を満たしたまま戦うことにどれほどの平衡感覚が必要か、をアピールしました。

すばらしいよ、ティーパックマン。

お風呂の桶にお湯を足して頭に載せて生活してみてください。ティーパックマンを目指したい人は。頭に載せるのがカレーであれば、カレクックになりますね。

からの、「死のティータイム!」

 

・・・絶対やっていた(笑)

超人オリンピックザ・ビッグファイトでウォーズマンに惨殺されて以来、二度ともがれないように首を鍛えまくったり、新必殺技を編み出したり(以前からあったかもですが)、そもそもビジュアルが全く違くなるまで筋肉質に変貌したり。このティーパックマンの努力はすごいです。

が、しかし。

死のティータイムは外されます。

しかも、「超人としての基礎腕力が低い」ために。

ティーパックマンは超人強度25万パワーと、確かに非常に低いです。
しかし、ビジュアルが変わるほど鍛えてきたのに25万パワーのままなのでしょうか!?

そして得物であるティーバックウィップをダメにされて、次回に続くです。

そろそろ来週決着がつきそうですね。

超人の歴史の残る「スペイン茶会事変」の結末やいかに。
「スペイン茶会事変」言葉の意味はよく分からんが、とにかくすごい自信だ。
今シリーズで見せ場を与えられた5人の超人ですが、さすがに勝ち越すイメージはつきません。キン肉マンが参戦して勝つとして、5人のうち1人でも勝てば・・・最近のゆで先生はいい意味で期待を裏切る傾向もあるので、期待させておいて全敗というのもあるかもしれません。

もし25万パワーが原因でティーパックマンがこのまま敗れ去った場合は、超人強度100万パワーのカナディアンマンが持ち前のパワーをフルに使って勝つ・・・まではいかずとも国賊扱いされない立場まで「捲土重来」してほしいものです。

その0「ウルフマンに愛を寄せて」

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ウルフマン。本名、リキオ(アニメでは母親らしき人からこう呼ばれていた)。

私はウルフマンが好きだった。なぜだかは覚えていない。が、れっきとしたアイドル超人の一員である。

そんなウルフマン。アニメではリキシマン。確か歌まであった。

しかし、作品でウルフマンは恵まれなかった。
彼はキン肉マンの36巻(王位争奪編)までで3回死亡した。

1回目の死亡は、悪魔超人シリーズでスプリングマンとの一戦。
この時はまだ良かった。当時のやられ方は「体がバラバラにされる」という子供にとってはおぞましいものであり、アイドル超人最初の敗北者として、扱いも大きかったと思う。

2回目の死亡は、悪魔騎士シリーズ(黄金のマスク編)の時にスニゲーターに命を奪われたキン肉マンに対して自分の命を渡すという形で死亡。リングで戦っていない事には一抹の寂しさはあるが、キン肉マンとの熱い友情を我々に見せつけてくれた。

3回目の死亡は・・・夢の超人タッグ編ではあるが死亡時期がはっきりしていない。
初戦、モーストデンジャラスコンビとしてブロッケンJr.とともに2000万パワーズに挑もうとしたことろに突然の乱入者。スクリューキッドとケンダマンの「地獄のネジ回し」に敗れ去ってしまうが、その後リングサイドにいた。ロビンマスクの覆面が剥がされた時には素顔を撮ろうとするカメラマンと乱闘。

が、その後死んでいる扱いに・・・カメラマンにやられたのか!?

さらにその後は亡霊としてキン肉マンを助けていた時にマグネットパワーにより溶かされて「さらに死んだ」

王位争奪編では、キン肉マンチームにももちろん超人血盟軍にも呼ばれることもなく、最後のネプチューンメッセージによってほんの少しだけ出番が与えられた。

邪悪の神に合掌ひねりを食らわせたのはウルフマンの意地であり、私は心の中で喝采を送ったのは言うまでもない。

そんなウルフマン。

2011年から始まった新シリーズの中で、いつ出てくるんだろうとドキドキした。

特に、ステカセキングやミスターカーメンなどが活躍した時には、「これは、ウルフマンにも白羽の矢が立つに違いない!」と期待した。期待して待った・・・が、悪魔将軍とザ・マンとの戦いでシリーズはひと段落。相変わらずジェロニモはかわいそうな扱いだったが、ウルフマンは最後まで絡むことはなかった。

そして2017年6月。さらなる新シリーズがスタート。そこになんと!

なぜかサクラダファミリアに!ウルフマンが!!

ドキドキワクワク。

これは絶対に戦うことになる、とワクワクする一方で「もう死なないでほしい・・・」と懇願にも似た気持ちが湧いて出た。

そして2017年7月24日の回「破滅の六本槍」で浴衣を脱いだ時には、申し訳ないけどやられ感がたっぷり。心の中で合掌をするとともに、せめて一太刀を浴びせてほしい、合掌ひねりやルービックキューブ張り手をくらわせてほしい、バラバラにされるという「被せ」(※新シリーズでは色々な箇所でオールドファンを喜ばせる被せ方をします)はなしにしてほしい、と祈っていました。

が!が!さらなる急展開が!

なんと、ウルフマンに助太刀が!そのメンバーが、ティーパックマン、ベンキマン、カレクック、カナディアンマンという「超人オリンピックファイナリスト」たち。

不思議とですよ、不思議と、いや、ウルフマンの振る舞いがそうかもしれませんが・・・

ウルフマンが彼らの格上扱いに、さらにリーダー格になっているではないじゃないですか!

これは、キューブマン戦以来30数年ぶりの勝利が訪れるのか!?
(※本編のみカウント)

そんなことを考えていたら、ブログを書かずにはいられませんでした。

もとより、ティーパックマンやカナディアンマンたちにもエールを送りたいです。

ひっそりと、でも世界のどこかにはウルフマンをはじめとした日の当たらない超人のことが好きな人がいて、このブログを読んでくれることをほんのちょっと期待しながら・・・